移住計画スタートまでに時間がかかった3つの理由
人にはそれぞれ事情というものがありまして、
そんな事情をすっ飛ばして実行に移せる人には憧れます。
photo credit: Baby Elongated Tortoise, Indotestudo elongata in Kaeng Krachan national park via photopin (license)
移住の話がでてから具体的に動き出すまで、なぜ4年もかかったのか?
僕の場合、退路を断つっていうか、関係性をぶった切るような判断をしてうまくいったためしはないので、いかに折り合いをつけたか、つけようとしているか、
を3つほどまとめてみました。
実家側の事情
誰にでも事情はあるとして、僕の事情は
- 母が香川で一人暮らし→老後?
- 家を継げる60以下男性は自分だけ→相続?養子?墓?家?
- 祖父・祖母のサポート→そろそろ介護が必要か?
って感じで、
はい!移住しますー、とは簡単に言いにくい状況。
祖父祖母とは母子家庭ってのもあって
「ずっと離れて住んでるよりも深くて、一緒に住んでるほど深くない」
という友達以上恋人未満的な微妙な関係性。
うーうーといろいろ考えてたけど、
心理的なハードルを自分で作ってただけだったかも、と今は思います。
いかにクリアしたか(スルーした?)かはまた別の記事で。
ってか現在進行中です。
仕事の事情
2016年4月〜僕はフリーランスのデザイナーを個人でやって4年目に突入します。
前職を退社する前からするときに移住の話は持ち上がってたので、
移住先と実家を行き来しやすい状態でいたい
↓
自分のクライアントを持って、場所を離れても仕事ができる様にしたい
↓
そのためには転職してどこかに3、4年務めるよりも、独立したほうがいい。
ということで、転職ではなく独立しました。
1年目、2年目前半はまぁ順調、が、
第1子誕生以降生活が激変して、
寝られない→外出しにくい→仕事できない→体調わるくなる→でも子供かわいい→なんとか時間を捻出→睡眠時間削る→・・・
のスパイラルに陥って停滞。
数社直のクライアントはできたけど、
「このままでは無理」
「いや、ここが踏ん張りどころ」
「ところで何がしたいの?」
など、新しいことにチャレンジ(webとマーケティングの家庭教師的な)しかけたりはするものの、ズルズルと時間が過ぎて行きました。
氷見市関連Web案件のプロポーザルに参加しましたが、
手上げただけ状態で氷見に仕事も作れていません。ふふー
ちなみに、
3年目は初年度と同じような業績。成長率-30%orz
個人事業は継続しますが、状況の方が先に来てしまった感じですね。
前向きな気持ちで流されてみることにしました。
中途半端な氷見慣れ
移住先を決めるとき、
- ふと立ち寄ったところの景色に感動した!
- 出会った人に感動した!
- 食べ物がものすごく美味しかった!
と何かに感動して、ということが多いみたいです。
が、僕が氷見に年1、2行き始めたのは今から13年ほど前。
食べるものも食べたし、快晴で海越しの立山連峰もみれたし、数週間滞在して夏の涼しさも体感したし、などなど、
良くも悪くも氷見慣れしてしまってて感動が薄い。。。
「移住する!」と気持ちを切り替えてからは
「まだ知らない何かがあるはず」と好奇心が湧いてきたので、
解決したと考えています。
先日参加した氷見の暮らし体感ツアーで
他の参加者がどこに感動しているか、ピュアなリアクションを見られたはよかったです。
(こちらのレポートもまた別の記事で)
まとめ
自分のことを整理してみると、
移住した人がどんな悩みと課題を抱えて、どう解決したか、
って話はその人の人生が垣間見れて面白い&役立つんじゃないかな、
とおもいました。
これはこれで1記事書けそうな。
なかんじで今日は以上ですー。
30代フリーランスのWebデザイナーが富山県氷見市へ移住する話。はじまりはじまり
はい、移住します。(やっと宣言)
理由は
- 妻の実家がある
- 子育てを田舎でしたい
- 近くに頼れる人(家族・親戚)がいない
- 将来、親を呼ぶことは今の場所では難しい
な感じ。
これまで
高校卒業まで香川→神戸6年→大阪8年→長岡京4年半と移ってきて、
次は富山へ。
氷見への移住自体の話は4年前からあって、
Webや移住関連のイベントセミナーで情報を集めたり、
里帰り出産に合わせてちょいちょい通ったり、
そんなこんな微妙な活動をしているうちに4年が経ちまして。
自営の仕事、家族のあれこれ、なんかのタイミングがいい感じになってきたのでようやく動きだした、というわけです。
移住までの過程を綴ってセルフドキュメンタリーのようなコンテンツになったら
これから移住する人の参考になったら面白いはず!
そんな感じでちょいちょいとやっていきます。
↑氷見漁港から臨む海越しの立山連峰