ひびひととび

京都府長岡京市在住、富山県氷見市に移住進行中。30代、フリーのプランナー&デザイナー(主にWeb)。移住、子育て、好きなモノ・コト、いろんなことをひょいっとひととび。

まずは「観光」します!

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まずは「観光」を楽しみます!

え、地域おこし協力隊って観光気分じゃあかんやろ、と思った方
続きをどうぞ。

観光の語源を調べてみました。

この言葉は中国の言葉「観国之光」からつくられたもので、「国の光を観る」、つまり「他の国へ行って、良い点を見て学んでくる」という意味があるんです。 

観光はいつ生まれたか 前田 勇 氏 http://www.athome-academy.jp/archive/culture/0000000133_all.html より引用

記事の主旨からは外れますが、僕はこう考えました。


光(良いところ)は、日々の暮らしや仕事の中にあるけど、
その地域の人にとっては当たり前すぎてわかり難い。

観光とは作られた名所を見て回るのではなく、
暮らしや仕事の中に宿った小さな光を見つめ、学ぶ事。

作られた観光地・観光名所は蛍光灯みたいな光。
どこに行っても均一の明るさで、
さらには暮らしの中に隠れた光をかき消してしまっている。

近頃人気の地方への旅行や体験ツアーは、
まさにこの本来の「観光」の姿になっているのでは?


わかりやすい観光地の集客力もバカにできませんが、
日常の中の良さに目を向ける事が時代のトレンドになっているのではと感じています。

今日から地域おこし協力隊!

今日から、地域おこし協力隊の任務開始です。
(今日は着任式なので実質は明日)

すでに独立しているので、形的にはなにも変わりませんが、新しい出会いやチャレンジの機会にワクワクしています。

あわてず、騒がず、頭でっかちにならず、それでいて楽しそうに、やっていこうと思います。

 

最後に

3年前に考えた自社のコピー


今の世の中、いろいろとむずかしいことがあるけれど かろやかな心、すてきなアイデア、さりげないデザインで、 そんなあれこれをひょいっとひととび。


は地域おこしでも変わらず継続です!

では、まずは「観光」を楽しみます!

関西での18年で変わったこと、変わらなかったこと

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血は争えないようです。

香川で生を受け19年、
その後、
神戸で大学生活5年間、
大阪で専門学校&会社勤め8年間、
京都(長岡京)で会社勤め&個人5年、と
関西で18年お世話になりました。

それなりの大学を自己肯定のために5年も行った大学を中退して。
Web&デザインの勉強で専門学校へ。
その後、
バイト→就職した会社である意味好きなことの仕事が出来た♨︎
妻と知り合ってから10年過ぎてで結婚。
商材もビジョンもあいまいなまま独立(なんとか3年経過)。
子育てに思ってた以上に振り回されまくる。
などなど、
なんだかんだで変化に富んだ18年でした。


そこで、棚卸しも兼ねて
18年で変わった事、変わらなかった事ベスト3(自身調べ)をあげてみたいと思います。
ご意見(応援)はfacebookなりなんなりとアレしてください。
これ以外にここが変わったよ、などあったら教えてください。

 

18年間で変わらなかった事ベスト3

オチのないトーク

磨きがかかったという事にしておきます。

讃岐弁の訛り(僕のオリジナルという説も)

今でも同郷の人に会うと、香川の人っぽいって言われます。

困っている、困りかけている状況をスルーできない

よく言えば反射的にアイデアが浮かんでしまう

18年間で変わった事ベスト3

人の集まるところに出向くようになった

そこから親しくなるまでに時間がかかってしまうのは相変わらず・・・

自分の直感を信じれるようになった。

こっちの方がいいと学びました。何も考えてない時がベストその分ハッキリと話をできるようにもなりました。

挑戦するようになった

本人は無自覚だったけど、「挑戦」する遺伝子が目覚めたようです。
そういえば、親戚に生涯サラリーマンの人がいない。血は争えないようです

さて、次は?

次の18年後は55歳!えー!!

考えると気が遠くなるので、
協力隊終了予定の3年後にまた変化を振り返ってみたいと思います。

氷見への移住まであと8日。最近鼻歌が漏れてるそうです。

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「私以上にワクワクしとるね」(by妻)

氷見への移住が決まってからの特にこの数日、
自然と鼻歌が出ているようです。
妻に言われて気がつきました。

あれもしたい、これもしたい、あれできるかな?これできるかな?
とワクワクが日々増えているので体の外まで出てきてるようです。

ザーッと作ったやりたいことリストが約80。
まだちゃんと言語化できてないものも合わせると100は超えました。

多い順にプロダクト、イベント、食、サービス、webっぽい事、
と意外にもプロダクト系が多くなりました。
クラウドファンディングにも挑戦したいな。
リストは後日公開します。

地域おこし協力隊はwebプランナーとして行きますが、
結局のところプランだけしてても意味がないので、
掘り起こし、ゴールの設定、完遂、現場仕事などなど全部が領域と捉えて取り組みますー。

Photo by Ryan Mcguire | Unsplash https://unsplash.com/photos/N-1XGL54pQg 

移住のプロセスが共有されないのはなぜ? 〜移住するのに知りたい事シリーズ2〜

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移住後の話はよく見かけるけど、
入る地域、家、仕事、はどうやって決めていったの?

 

大体の流れはわかるけど、細かい事はあまり見かけません。
そこで、なぜ少ないか考え見てました。

 

「移住のプロ」はいない

移住支援の活動をされている方はいますが、移住の熟練者はいません。
10回以上移住したことがある!という人がいるかもしれませんが、
おそらくその方は引越しのプロ(?)で
定住前提の移住の場合、参考にならないでしょう。

 

移住の支援を受けている人の情報は出しづらい

移住支援に取り組んでいる人や団体はありますが、
移住は仕事、生き方、など極めてパーソナル内容がついて回るので
支援実績としてなんでも公開、というわけにはいきません。
特に、家探し、職探しの支援のプロセスは出しにくいのではないでしょうか?

 

移住そのものが言い出しづらい

全国に支社がある会社や、リモートワークを実施している会社以外では、
移住=辞めるということが多いのではないでしょうか。
転職活動も絡んでくると、公にはしにくいですね。
家族などに話していない場合も同様だと思います。

移住後は前だけを見ている

移住後は日々の生活や、新しい取り組みなど結構なスピード感で物事が動いていくように思います。
必然的にプロセス(過去)をブログに書くなどは優先順位が低くなっているのではないでしょうか。
10日後に氷見に移住しますが、次の一ヶ月は怒濤の日々になりそうな気がしてます。

 

移住進行中の人はそれどころではない

場所探し、家探し、仕事探し、などやる事満載なので、
こちらも必然的に優先順位が下がると考えられます。
この記事をリライトしている今現在(引越しは8日後)でも段ボールが来ていないので引越し準備ほとんどできてません(泣)

 

複数の地域を比較している場合、他地域の事は書きづらい

就職活動のときにあの会社はこう、この会社はこう、のような事は匿名でもない限り書かないと思います。採用側にとっても気持ちの良いものではないはずです。
地域の人も同じように感じるのではないでしょうか?
匿名で書いていても誰かは特定できそうな気もします。

結論:移住=人それぞれすぎる

前述したように、
移住には個人的な事情、仕事、生き方、など極めてパーソナルな事がからむので、
プロセスを公開したところで参考にならない、
んじゃ、なんでこんなブログやってるんだ、という話にもなりますが。

このブログは
『知りたいのは成功事例じゃなく、悩みと解決策ではないか?」
という仮説を検証するためにやっています。

僕の場合は
・地域おこし協力隊の募集がいいタイミングにあった
・妻の実家のある地域に移住する
ので、

移住のプロセスは結構飛ばした感じですが、
重要な家探しが残っているので、プロセスネタでまた書きます。

 

移住するのにホントに知りたい事は何ですか? 〜移住するのに知りたい事シリーズ1〜

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移住するときにに知りたい事って何ですか?

※2016年8月から地域おこし協力隊として富山県氷見市に移住することが決定したので、その前に感じていたことを残しておきます。 

移住を考えたときに知りたいことといえば・・・

  • 物価、家賃、仕事、学校、病院、交通
     →調べたら大体わかる事
  •  地域性、どんな人がいるか、コミュニティ
     →住んでみないとわからない事
  • 成功事例、移住した人の話
    →地域に特化したメディアでわかる事
     例:灯台もと暮らしマチノコト「雛形」

だいたいこんな感じでしょうか。

で、これらの情報を見て、

「よし、これで今すぐ移住できる!」
「この地域に住んで農家カフェやる!」
となりましたか?ならない、なれないですよね?

素敵な文章、写真をみるとテンションが上がるけど、
実際に実行できるかはまた別の問題。
という事は何が足りないか。

そこで、
「成功事例じゃなく、悩みとその解決策が知りたいのではないか?」
 という仮説にたどり着きました。

キラキラした話もいいけど、リアリティのある実際の事が知りたいのではないか、と。 

この仮説を検証するのが、ブログのひそかな目的の一つです。
 

僕の場合、キラキラした成功事例をみると、
眩しすぎて(ほんのり嫉妬しつつ)引いてしまいます。
そんなこと言わずに飛び込んだほうが早いのに〜、という声も聞こえてきそうですが。

せっかくの移住なので、
いろいろ悩んだことを共有していけたら、と思ってます。

次回は
「なぜ移住のプロセスがあまり公開されていないのか」
を考えてみたいと思います。

2016年8月から地域おこし協力隊として富山県氷見市に移住します!

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え!もう移住するの!?
覚悟は決めててたけど、自分が一番驚いてます。
いや、「早く移住しようよー」と言っていた妻が一番驚いているかもしれません。

 

2期の募集は2月10日に締め切られていたので(ちょうどその頃食中毒でして)

来年3期の募集があったら応募しようかな、くらいに考えていたところ、

2期の2次募集が始まったので応募しました!

 

2次募集ということもあって、応募〜面接合宿〜内定まで約2週間というなかなかのスピード感。

こんなにトントン進んでいくもの?と勢いに戸惑いつつ、
家探し、歓迎会、申請の書類作成、引越し、委嘱式、と慌しい日々が始まります。

(記事を書いている今日現在、まだ家は決まっていません。)

 

移住するまでのあれこれを記していくつもりだったこのブログも、
たった数記事で宗旨替えです。

これからは地域おこし協力隊の活動がメインになると思いますが、
書きためてた下書きも編集して公開しようと思います。

 

 

地域おこし協力隊・青年海外協力隊になるのに必要なスキル&経験は何ですか?

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笑顔があればなんでもできる!

photo:無料の写真: スマイリー, 笑顔, 幸せです - Pixabayの無料画像 - 427160

移住の方法の一つに地域おこし協力隊というものがあります。
自治体、契約の形態によっては副業も可能なので、視野に入れています。
(移住候補地の氷見市はOK)

ってことで、
3/21、こちらのイベントに行ってきました。

【青年海外協力隊×地域おこし協力隊】「協力隊って何なん?」 | Facebook

<トークゲスト>

 宇野陽一(モンゴル青年海外協力隊:陶芸作家)
 釜野 真理子(ブータン青年海外協力隊:染織作家)
 村上航(奈良県川上村地域おこし協力隊)
 ポン真鍋(香川県小豆島町地域おこし協力隊OB)

就活が始まったタイミングの学生さんが多かったような雰囲気でした。

各々が協力隊になった理由、活動内容、その後の話をした後で、
「協力隊」に共通しそうなお話をいろいろと。

「食」は地域の誇りを生み出す最高のツール

ずっと会ってみたかったポン真鍋さんのお話。
すごくわかりやすくてさすが、という印象。
地域には文化、風習、風景、名所、名物などいろいろあるけど、
その中でも「食」は地域の誇りを生み出すのに最高に適していると。

地域の人が普通に作っている、食べているものを
他の地域の人が食べると分かりやすく感動が生まれる
 ↓
その感動を地域にフィードバックすると誇りの種になる。
 ↓
自発的に普通の事をアップデート
 ↓

結果的に活性化

地域の人に良さを知ってもらう事が目的で、
最初っから活性化を目的にしてないのがポイント。

地域に入らせてもらってるスタンスで

「自分のスキルで地域を変える!協力する!」ではなく、
「地域の人・文化・風習を大事に、自分が入らせてもらってる」
というスタンスが大事、と。
最近、いく先々でこの話題が出ます。

仰々しい事をやるんじゃなくて、わかりやすい事を。
宇野さんが「しょうもない事」「たいした事ない事」と繰り返してたのがいい意味で印象的でした。

笑顔があればなんでもできる!

最後の質疑応答
「協力隊になるときに必要なスキル知識はなんですか?」 
という質問に対して共通で出てきた答えがこちら

「スキルよりも経験よりも笑顔があればなんとかなる」



「笑顔があればなんとかなる」



_人人人人人人人人人_
>  笑顔があれば  <
> なんでもできる! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

色々行ったこの手のイベントで、 初めて聞いたこの言葉。

そうかー、そうですかー、そうやんなー。
移住して楽しそうにしてる人ってホントそんな感じ。

写真で自然な笑顔なんてできないし、 無理に作っても引きつるだけやし、
けど人生のターニングポイントにはいつも「笑顔」っていうキーワードがあって、十分にその価値もわかってる。

自分で言うと照れるけど、
だいたい褒められるのは笑顔の時。
だいたい物事がうまくいってる時はなにも考えていない時。

んー、思わぬところですごいものを拾ってしまった。

 

おわりに

最近行く先々で、「笑顔があればなんとかなる」
予想外に大きな収穫を得てしまった。

もしかしたら同じ中学の先輩かも?
と気になっていたポン真鍋さんは隣の中学の人でした。
長年の疑問も解決してスッキリ。

なかんじで今日は以上ですー。